地域の意識を合わせ続ける難しさ2016.03.02

 

事務局長の多田です。

2月27日に池谷・入山集落の多面的機能支払いの総会を開催しました。

今後5年間で集落の中に統一のライスセンターを作っていく方向で話を進める事になりました。
集落の方からは十日町市地域おこし実行委員会を中心として将来的に集落の農地を引き受けていくという事についての覚悟を問われました。

自分としては常々そういうつもりでやってきており、自分が池谷集落に移り住んでからの6年間で十日町市地域おこし実行委員会をNPO法人化し、スタッフが複数名雇用される体制を作り、NPO法人として農業参入し、NPO法人の名義で農業委員会を通して農地を借り、稲作に必要な機械をそろえ、後継者受入のための住宅「めぶき」を建設し、「めぶき」に去年の9月に馬場君は入居し、次の4月には安藤君が地域おこし協力隊として入居するという事で一貫して十日町市地域おこし実行委員会で集落の農地を引き継いでいくための受け皿になれるように進めてきたわけですが、最近集落外での取り組みが増え(集落の中の事だけやっていても奥さんと子供三人の家族を養っていくための収入が取れないため)、コミュニケーションの頻度が減ったせいか、この辺の考えが伝わりきってなかったようですので再度しっかりと共有しました。

経営者はビジョンを100万回言わなければ従業員に浸透しないと言う話もありますが、地域おこしにおいても大方針については地域の人達に何度も何度も繰り返して伝え続けないといけないんだなあという事を痛感しました。

「もう何度も聞いているよしつこいな」
と言われるぐらいが丁度よいと考えて将来のビジョンや方針については繰り返し伝えていきたいと思いました。

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