佐渡の棚田の守人に会いに行きました。2015.10.01
広報担当 福島です。
話しが遡ってしまいますが、8月末に講演に呼ばれ佐渡に行ってきました。
講演の翌日には、佐渡の棚田の守人である大石惣一郎さんにお会いしに行きました!
とても参考になる活動をされている方ですので、ぜひレポートしたいと思います(´∀`*)
大石さんとの待ち合わせは、岩首地区にある旧岩首小学校。
池谷分校と同じく、閉校になった小学校を拠点に活動されています。
木のぬくもりがある、素敵な小学校☆
2階建てで非常に広かったです!
主に首都圏の大学生が岩首小学校に寝泊まりし、農作業などの体験にくるそうです。
夏休み時期は入れ代わり立ち代わり大学生が来るそうで、とっても忙しいとのこと!
小学校に置いてあった、岩首地区の棚田空撮写真。
写真じゃちょっと分かりづらいですが、写真下の海側が居住地域。
その上にひたすら棚田が広がっているのが分かります。
とにかく広い!!
次に、その棚田を案内していただきました。
まず、水源地となる音羽の滝へ。
棚田の水は湧水なので、雨不足になるととにかく水管理が大変ですが、岩首地区の棚田はこの滝があるくらい水が豊富で水には困らないそうです。
では、棚田にレッツゴー☆
やっぱり、とにかく広い!
点在している池谷の棚田とは違い、棚田がまとまっているので非常に景観が良いです。
高台には、学生たちと作ったという小屋が。
この棚田を見ながら本を読んだりしたい、という学生の要望から、この小屋は作られたそうです。
確かに、とっても綺麗な景色!
海がキラキラしていて、いつまでも見ていられる景色でした。
でもその美しさの裏には、ちっちゃな田んぼで一生懸命農業をしている70代80代の農家さんがいるんですね。
大石さんは、一度東京に出たそうですが、故郷の岩首地区に戻り棚田の保全活動や大学生の受入活動などを一生懸命取り組んでいるそうです。
「俺はこんな田舎嫌いなんだけどね」と言いながらも、誰よりも熱心に取り組んでいる、ちょっとツンデレな大石さん(笑)。
お互い頑張りましょう!! と約束しあい、別れを惜しみました。
同級生コンビ、パチリ☆
海があって温暖で、田んぼも果樹も漁業も畜産もあって、佐渡もすごくいいところでした。
大石さん、突然の訪問にも関わらず快くご案内くださったありがとうございました!!