中越大震災の日に、真面目に防災を考えました2015.10.29
広報担当 福島です。
10月23日は、中越大震災から11年の節目の日でした。
越後妻有防災ネットワーク主催で、「越後妻有防災フェスタ」というイベントが開催されました。
十日町市地域おこし実行委員会では、災害食試食をさせていただきました。
池谷・入山集落の山清水米で作った「白がゆ」「野菜がゆ」、
妻有ポークと十日町産大根を使用した「豚角煮大根」(いずれもレトルト商品)
の3商品を試食していただきました。
食べていただいたのは、主に防災学習としてきていた保育園児、小学生の皆さん。
子供さんから「おいしい!」と目を輝かせて言っていただくと、とっても嬉しかったです(´∀`*)
おませな小学生女子からは「意外とおいしかった」「(豚角煮大根の)大根が味がしみていておいしい!」と大評判。
今回は非常食として提供させていただきましたが、もちろん普段のお食事としても召し上がっていただけるおいしさです。
全てレトルト商品ですので、災害時用にストックしておけば、おかゆは病気の時に食べられますし、豚角煮大根も一品ほしい時に食べることもでき、万が一賞味期限があとちょっとという時でも美味しく食べられる、使い勝手のいい商品です。
災害時でも普段食べ慣れているご飯を食べられることは、精神面でかなりいい影響があるのではと思います。
イベントでは他に、中越大震災の写真の展示、
消火器体験、
起震車や、降雨体験車も来ていました。
この二台が揃うのは、かなり珍しいらしいです。
もちろん、自ら体験しました!!!
起震車での震度7体験。必死でしがみつかないと、投げ出されてしまいそうです。
中越大震災では最大震度7、振動時間38秒。関東大震災では、最大震度6、振動時間108秒というから、相当な恐怖だったと思います。
降雨体験車での、1時間180ミリ降雨の体験。
これは、日本における時間雨量の歴代最高記録(昭和57年に長崎で起きた大水害)で、長崎県では死者・行方不明者299名の被害が出たそうです。
体験車では、起きることも終わることも分かっている状態なので、まだ怖いというよりもアトラクションみたいで楽しいのですが、この災害が急に起こったり、いつ終わるのか分からない状態になると、相当な恐怖だと感じました。
災害が起きた時に、パニックにならず、適切な対応ができるよう、体験しておくことを大事だと思いました。
防災フェスタのメインは、小学生の防災学習でした。
4、5年生が来ていたので、11年前の中越地震はもちろん皆さん覚えていません。
災害を知らない世代にも、普段からどういったことに気をつけたらよいかを真剣に考える機会を持つことは、本当に大事なことですね。
今や、日本全国、いつどこでどんな災害が起きるかわからないので、自分でできる防災を考え、実施することが大事だと感じた一日でした。
まずは災害食として、実行委員会のレトルト商品をストックしてはいかがでしょうか?
○山清水米 白がゆ
http://shop.iketani.org/shopdetail/000000000074/
○山清水米 野菜がゆ
http://shop.iketani.org/shopdetail/000000000077/
○豚角煮大根
http://shop.iketani.org/shopdetail/000000000085/