池谷インターン日記。先週の出来事!!2016.02.15
皆さまいかがお過ごしでしょうか?先週は温かい日々が続き雪がだいぶ解けてしまいました。
昨日の帰り道このカーブを曲がると分校が正面に見えてくるあのヘアピンカーブを曲がり始めると視界にはなんと雪の壁ではなくガードレールが!!暖かいうえ雨も降りかなりの雪が姿を消していました。
馬場さんは信じらんねーなーと呟いていました。四月の風景らしいです。
今週末は雪まつり。纏まった積雪を期待するばかりです。
先週は先ず定期精米のお手伝い。精米をして袋詰め。一つ一つ思いを込めて、食卓に並ぶお米とどんな人たちに食していただけているのかと思いを馳せながら作業しておりました。
祝日は民宿「かくら」のスキー場でそりと竹スキーを体験させていただきました。
コースづくりスタート
二人とも楽しんでます。
これが竹スキーだっ!!
安藤くんのバランスのよさ!!!フォームが美しい。
竹スキーめちゃくちゃ難しいのです。僕は全く乗りこなせませんでした。しかーし、めちゃくちゃ楽しいのです。体験したことのない方は是非!!
続いては焼野にあった元はお豆腐屋さんだった建物の二階部分を地域の方々と一緒にお掃除しました。物を全部出して柱を拭き埃や砂を履いてと、これまた貴重な経験をさせていただきました。作業中「となりのトトロ」でサツキとメイが引越して来て掃除するシーンが思わず浮かんできました。そんな場所でした。
二階屋根裏
そして、先週末は大白倉の奇祭「バイトウ」のお手伝いをさせていただきました。伝統を守り続ける地域の人々の熱い気持ち。いろんな地域からお手伝いの人が集まり一つのものを作り上げる。本当に素晴らしい行事でした。このような行事に十日町中の若者がもっと集まればおもしろくなるのになと、そうなってほしいなと思いました。
かまくらの上の部分がない状態の所に一本一本木を立てていく作業
対になるように立てていきます
基礎になる十本くらいの木を立てたところで今度は互いに真ん中で支えあうように一本一本内側に倒していきます。そしてどんどん間を埋めていきます。それから上に登るために紐で木々を縛っていきます。
下のほうから縛っていき登るルートを確保していく
続いて藁を巻いていきます。
なかなかにおっかないです。
一日がかりで完成!!
二日目は午前中バイトウの中に敷く藁。茣蓙。薪などを運び、爆竹を屋根に設置したり宴に向けての準備をしました。
見上げるとこんな感じです
屋根の藁を乾かすのに午前中から薪に火を着けました
中はこんなです
宴真っ只中
バイトウの真ん中は囲炉裏のようになり、脇で豚汁を温めていたり、熱燗を作ったり、おもちを焼いたり、するめを炙ったりしていました。本当に異空間で芸術作品の中にいるようでした。いろんな想像が湧いてくる。とてもいい空間です。
そして、天神囃子があり、いよいよバイトウに火を着ける時間になりました。
敷いていた藁を四方に集め手順の説明
いよいよ点火
外へ出ると
最後の挨拶
本当に素晴らしい。一生に一度は体験するべきです。