田んぼへ行こう!~その32015.10.08
広報担当 福島です。
10/2~4に開催した「田んぼへ行こう!!」のレポート続きです(´∀`*)
○10/4(日)
最終日は、刈った稲を“稲架(はざ)”にかけます!
稲架は、“はさ”とも“はざ”とも呼ばれ、十日町市では“はって”ともいいます。
土曜日には、パイプでできた稲架に稲をかけていましたが、日曜日は立木を利用して作った12段の稲架かけを行いました!
12段ともなると、なかなかのスケールです!
最初の段は、簡単に手が届きますが…。
上の方になってくると、はしごを使います。
それでも中段くらいは手をのばせば、稲を渡せるのですが…。
もっと上の方になると、ほおり投げないと届きません!
ここで、山本代表から稲の投げ方指導が入ります。
山本さんいわく、「稲をねじってひとまとめにする」「腕の力だけでなく、体全体をバネのようにして投げる」ことが大事とのこと。
皆さん、早速挑戦です。
最初はなかなか皆さんうまく投げられません・・・。
受け取り手も必死です。
だんだんとコツをつかんで、皆さん上手になりました!
昔は、投げるのは女性や子供の仕事だったとのこと。やはり、上手に投げるには、力ではなく技術が大事ということですね!
では、なぜ稲架に稲をかけるのか…。
それは、稲を自然乾燥させるためです。
現在では、機械の乾燥機で稲(籾)を乾燥させていますが、昔は全て稲架にかけて乾燥させていました。
稲架かけは手間がかかりますが、ながーく乾燥させる分、茎や葉の養分が籾に凝縮され、おいしいお米になると言われています。
この稲架かけしているお米は、全て農薬や化学肥料を使っていないお米。
なんと! こちらのネットショップから購入することが可能ですよ☆笑
人間も、稲も、熟成された分、いい味がでるんですね(´∀`*)
稲架かけ作業で、今回の「田んぼへ行こう!!」の全プログラムが終了!
皆さま色んな体験をし、村の人と交流し、非常に楽しんでいただけたようです!
2泊3日、どうもありがとうございました!!!
また皆さまとお会いできるのを楽しみにしています!