BBQinいけたに 開催しました!2018.05.10

こんばんは!農作業とイベント報告担当の森です

BBQinいけたに 4/21に開催されました!

次回は5月12日6月9日!!現在参加者募集中です!毎月開催されます!

BBQinいけたに5/12詳細はこちら!

BBQinいけたに6/9詳細はこちら!

 

妻有ビールとジビエと池谷の美味しいお米山清水米で、お腹いっぱい大人も子供もにっこにっこのイベントでした。

お肉の焼担当はバーベキュー検定初級の私です!笑

しいたけゾーン!って知っていますか?!柔らかくてジューシーに椎茸を美味しく焼くには絶対領域が存在するのです!笑

ジビエ部位説明のナレーションをどうぞ

 

お腹いっぱい食べたら、池谷分校自慢のビオトープで遊び倒すのも良いでしょう!

食べて!飲んで!遊んで!宿泊のご希望にもお答えできますので、肉とビールと空気と自然をいっぱい!存分に楽しんでいただけます

 

また次回、たくさんの方のご参加をお待ちしております!

池谷の将来を考える会を開催しました!2018.05.10

農作業担当の森です。

今回からイベントの様子のレポートを担当させていただくことになりました。

よろしくお願いします!

 

最初の記事だというのに、開催から少し時間が過ぎてしまっているのですが汗

4月7日に池谷の将来を考える会を開催しました!

4/7 池谷の将来を考える会

2010年に5年後を考える会を行い、5年経った2015年に3年後を考える会を行い、8年の間にたくさんのビジョンを現実の形にして来ました。

前回から今回の開催までのあいだに移住して来た若者、さらには池谷の住人だけでなく、池谷の活動を応援してくださっている方々にも集まっていただき、アイデアを出し合って、次の3年後の将来のビジョンを描き、一枚の地図を完成させることができました。

私は移住2年目の若者(?)で、初参加の将来を考える会でしたが、池谷集落のパワーを改めて実感です。

 

 

最初はグループに分かれてアイデアを出し合い、中間発表!
みんな真剣に聞いて真剣にツッコミを入れています!

 

たくさん出てきたアイデアを項目ごとにまとめて、イラストにして地図に描いていきました

 

完成!!

タイトル通り、『もっと!!笑顔と若さの楽園集落』です

前回のタイトルが『笑顔と若さの楽園集落』でしたので、今回は「もっと!!」をつけたのです(笑)

 

懇親会では今日考えた将来像について熱く語り合いました!

壁際にはぐるっと、今日みんなで考えたアイデアを書き連ねた模造紙が張り巡らされています

 

3年後またこうして集まれることを楽しみにしています!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

里山プロジェクト独立のご報告2018.04.04

当法人で、復興基金を利用し十日町市とのパートナーシップで5年間管理運営をしておりました里山プロジェクトですが、29年度をもって復興基金を利用した事業を終了し、(一社)里山プロジェクトとして独立しました。
今までの業務を継承する形になり、主な業務は十日町市内地域おこし協力隊サポート業務、学校給食地産地消業務、中山間地直払い制度、多面的機能支払交付金に関わる業務になります。今後ともよろしくお願いいたします。

行政職員がブレイクスルーするために(5/5)2018.02.28

これまで3回にわたって行政職員の方の考え方には以下の5つの傾向があると書きました。
(1回目記事はこちら 2回目記事はこちら 3回目記事はこちら 4回目記事はこちら

【行政職員の方の考え方の傾向】
①人に聞くよりも、つい自分の頭で考えようとしてしまう
②決まった枠組みから外れようとしない
③『ちょっと違う』とうすうす気づいているのに、過去の経緯等にこだわってそのまま進めようとしてしまう
④予算があるとその金額ありきで逆算して使い切る事を考える
⑤チャレンジよりも失敗を避ける方を選びがち

今回は「⑤チャレンジよりも失敗を避ける方を選びがち」について書いてみたいと思います。

 

⑤チャレンジよりも失敗を避ける方を選びがち

これは②決まった枠組みから外れようとしないというのに似ていますが、どうやったらいいのかという事について誰も答えが見えてない状況の場合、とりあえずテスト的にやってみて上手くいきそうかどうかをトライアルし、やってみた事を検証してデータを蓄積し、上手くいく方法を動きながら見つけていくという事が重要です。

そのような場合、テスト的にやってみた事が上手くいかないという事も出てきます。新しく色々と切り拓く事が出来る人は、上手くいかない事に対して、「今回の方法だと上手くいかなかったので、次はこの部分を改善して試してみよう」という思考回路で次々とチャレンジし、それを続ける事で結果的に上手くいく方法を見つけていきます。

失敗を避ける人は、「失敗したらどうしよう」と考えてしまい、最初のテスト的なトライアルが出来ず、結果、いつまでたっても上手くいく方法を見つける事が出来ません。

OMOに参加していた時にもある人が「行政職員には学校のテストが出来るタイプが多いので、頭はいいのですが、答えがない問題について考える事が苦手な人が多いんですよね。」という事をおっしゃっていました。

あらかじめ決められた答えがない問題に取り組む際には、「多分こうだろう」という仮説を立ててそれを検証するために実際に動く事が必要です。すると、その仮説が正しかったかどうかがわかります。動いてみて初めて答えに近づいていきます。途中で失敗する事もあるでしょう。失敗の中から学びがあり、そこから次につながっていきます。

このような考え方は経営コンサルティング会社の時にも学びましたが、集落に住む高齢者の方々も身につけておられました。集落の方々は私が農作業などで失敗した時も「人間は失敗してみて初めて学ぶ」という風に言ってくれ、失敗した事に対して文句を言う事はありませんでした。失敗した時はその原因を明らかにし、同じ失敗は繰り返さないために対策をとる事で、失敗した人の成長になります。なので、失敗は悪い事ではないと思います。

失敗をした時に、失敗としてマイナスにとらえてチャレンジをやめてしまうのか、一つの学びの材料としてプラスにとらえて次に生かすのかというのは、同じ出来事に対して自分がどう捉えるかという事で自分の心持ち一つでプラスに出来る事です。

OMOでも、プレゼンテーションで終わるのではなく、プレゼンテーションで発表した内容を実際に取り組みましょうという事を強調していました。

優勝チームは東京で発表するという副賞がつき、強制的に動かざるを得ない環境が設定された事もあり、その後、チームメンバーが実際の現場に足を運んで既に動き出しました。すると、地域の現場からの反応も得られ、OMOの会場で考えていた事とは異なる形の意見が地域側から出てきたので、地域の人とさらに深く話をする必要が出てきています。これは実際に動き出したから発生した展開です。

上手くいくかどうかはわからなくても、失敗を恐れずにとりあえず動いてみる。すると、動きが出てきます。

そして、もし失敗して上手くいかない事が発生した場合には、失敗に真正面から向き合って、成長につなげて下さい。決して臭いものに蓋をするような対応をしてごまかさないようにして下さい。

今の状況が停滞していると感じる方は是非失敗を恐れずに動くという事にチャレンジしてみて下さい。

 

本記事をご覧になってどのようにお感じになられましたでしょうか?
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    行政職員がブレイクスルーするために(4/5)2018.02.26

    これまで3回にわたって行政職員の方の考え方には以下の5つの傾向があると書きました。
    (1回目記事はこちら 2回目記事はこちら 3回目記事はこちら

    【行政職員の方の考え方の傾向】
    ①人に聞くよりも、つい自分の頭で考えようとしてしまう
    ②決まった枠組みから外れようとしない
    ③『ちょっと違う』とうすうす気づいているのに、過去の経緯等にこだわってそのまま進めようとしてしまう
    ④予算があるとその金額ありきで逆算して使い切る事を考える
    ⑤チャレンジよりも失敗を避ける方を選びがち

    今回は「④予算があるとその金額ありきで逆算して使い切る事を考える」について書いてみたいと思います。

     

    ④予算があるとその金額ありきで逆算して使い切る事を考える

    自分が物を買う時に同じものがあって値段が違う場合、商品以外の要素も全く同じ条件(販売している場所の家からの距離や販売する人との人間関係や国産か外国産かなど)だったとしたら、安い方を買う人がほとんどだと思います。

    個人事業主や民間企業の経営者は、いかに費用をおさえて最大限の成果につなげるかという事が重要で、一緒に仕事をするスタッフやビジネスパートナーに対してもそういう観点で評価をします。

    ですが、行政の仕組みはそうなっていません。
    逆に、市町村などは国や県から大きな予算を引っ張ってきて事業をしたらそれが評価につながります。そして、大きな予算を取るためにはそれだけの予算がかかる事をしなければならず、同じ結果がもたらされるのであれば、上限として定められた金額いっぱい使った方が得だという心理が働きます。
    なので、年度末になって予算がまだ余っているとその使い道を探します。

    偉そうにこんなことを書いている私も、補助金を使う際にそのような思考回路になって、使えるんだからとにかく使わないと損だという気持ちになって今思えば無駄な使い方をした事もあります。ですので、行政職員の方が予算額から逆算して使い切りたくなる気持ちもとてもよくわかります。
    ですが、補助金が予算満額使う事ありきになってしまうと、お金はもらえますが、お金をもらうために本当はやらなくてもいい事をやる羽目になります。補助金の性質上、お金は使ってから実際に使った額が入ってくるので、お金をもらうと言っても結局手元には残りません(問題になる議員のように裏金を作ったり、架空の領収書を作るなど違法な事をすれば別かもしれませんが)。
    ですが、お金をもらうために取り組む活動に費やす時間に対しては、基本的に人件費は出ませんし、出たとしても時給は高く設定できません。
    また、補助金の申請と報告に係る事務についても人件費は出ません。
    つまり、お金をもらっていると言っても、実はあまり割に合わないという事に気づきました。逆にその時間を本当に意味のある活動できちんと自主財源を確保できるような取り組みに使った方が良いと思うわけです。

    本当にやろうとしている事があって、そのために補助金を上手く活用するのであれば、それは意味のある補助金と言えますが、予算が残っているから使い切るために使われる補助金は無意味どころかかえってマイナスの方が大きいのではないでしょうか?
    行政の予算も同じで、予算があるから使うという場合、実際に使われたお金と合わせて、そこに費やした行政職員の時間を人件費として換算した場合、相当な無駄が発生していると考えられます。

    では、何故予算を使い切るという発想になるのでしょうか?
    それは、ある決められた事業の予算は年度を繰り越すことが出来ないという決まりがあり、予算を余らせると翌年度は予算を削られるようになっているからで、ここに「使わなければ損」という心理が働くからだと感じています。決して行政職員一人一人の意識の問題というよりは、どちらかというと仕組み・ルールの問題だと思います。

    国の財政は赤字で増税しないとやっていけないと言われており、年金の受給年齢もどんどん引きあがっているような状況なのに、年度またぐとを繰り越せないからといって意味のない事にお金と行政職員の労力が使われているという事は、逆に考えるとこの部分の仕組み・ルールを変える事で現状を大きく改善できる可能性があると思います。そんなの無理だという風に感じるかもしれませんが、そういう人は②決まった枠組みから外れようとしないの記事を是非読んで頂き、ブレイクスルーする人が増える事で組織を変える事まで挑戦してほしいというのが、いち納税者としての私の気持ちです。

    行政が民間企業のように、出来るだけ低コストで行政サービスの質を高めた人が評価され、得をするという仕組み・ルールになっていたらこの点は変える事が出来るのではないかと思います。これが行き過ぎると必要な予算を削って地域の人が困るという別の問題が発生するかもしれないですが、必要なところにはしっかりと予算を配分した上で、普通にやっていて予算が余りそうな時には次年度以降に繰り越す事が出来るようにし、無駄遣いしない方が評価されるというレベルで実施するのであれば問題はないと思います。

    余った予算は次年度に繰り越したり、赤字の補てんに回す事で限られた税収の中で最大の効果を発揮する事が評価されるような仕組みになれば、この辺の問題も変わってくるのではないでしょうか?
    また、財源を増やすという観点も重要だと思います。

    新潟県では中越震災復興基金という基金があります。これは、新潟県が県債を発行して用意した3000億円を地銀3行に預けた運用益600億円を財源として当初は10年間という予定で震災復興基金事業として補助のメニューを作ってきました。この震災復興基金のメニューは使い勝手がよく、私の住む池谷集落でも効果的に活用できました。そして10年以上経った今もまだ財源が残っており、引き続き活用されていますので、私の目から見ると想定よりも財源が増えたと感じるのですが、このように国からの予算を引っ張るという考え方以外に自分たちで自主的に財源を作る事も評価の対象に入れるべきだと思います(既にそうなっているかもしれませんが)。自主財源だと使い方の自由度も高まります。
    民間企業では売上を上げた人が評価されるのは当たり前の事として行われています。
    これと同じ考え方で自治体が自主財源を獲得するという事も評価の対象に入れても良いのではないかと思います。

    予算があるとその金額ありきで逆算して使い切る事を考えるという観点からブレイクスルーするためには、年度をまたいで繰り越せないというところを変えて、年度をまたいで繰り越しても良いので、出来るだけ予算をかけないで住民にとって良いサービスを提供した人が評価され、自主財源を増やす事が出来た人が評価されるような人事評価制度を行政に導入する方が効果的だと感じます。

     

    私は福井県の鯖江市で試験導入された人事評価制度の構築・運用支援を行っている会社認定コンサルタントでもあるので、その方面にご関心がある方は以下のフォームからご連絡頂ければご相談に乗る事も出来ますので是非ご連絡頂ければと思います。

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    ご意見やお問合せがある方は是非下記のフォームからご連絡頂ければと思います。

       

      次回は「⑤チャレンジよりも失敗を避ける方を選びがち」について書いてみたいと思います。

       

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