飛渡で山菜を楽しみ尽くす会!開催しました2017.06.13

事務局 福島です。
随分時間が空いてしまいましたが、4月29日に「飛渡で山菜を楽しみ尽くす会!」を行いました。
今回は、池谷集落を含む14集落からなる飛渡(とびたり)地区で活動する「食と農を考える飛渡の会」主催、NPO地域おこしはサポートということで、開催しました。

池谷分校に集合し、池谷の山に山菜を採りに出発!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月末、山の奥にはまだ雪が残っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山菜ポイントでは、みなさん一生懸命山菜採り!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上級者になると、崖にへばりついて山菜を見逃しません!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすが、年季が違います笑

成果は、大収穫!! 採った山菜はお土産に持って帰っていただき、残った分は出荷しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山菜採りのあとは、お待ちかねの山菜づくしの夕御飯です!

ご飯を作ってくれたのは、飛渡地区の元気なお母ちゃんたち。参加者の人にもお手伝いいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしそ~うな料理ができあがりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理を囲んで、飛渡地区の方々と一緒に交流会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までの交流イベントでは、池谷集落の方も一緒に農作業をしたり、交流会でお酒を飲んだりしてきましたが、池谷集落の村の方も80歳をこえ、イベントに参加するのが難しい方も増えてきました。

参加者の方も、池谷集落の方との交流を楽しみにしていただいているとは思いますが、最近はこういった事情で村の方に負担のかからない方法でのイベントを模索しています。

 

その流れで、今回の山菜イベントは初めて池谷集落から飛び出して、飛渡のみなさんと一緒に行いました。

飛渡地区は地域のまとまりがとても良く、地域おこしの活動にも積極的で、まだまだ元気な父ちゃん母ちゃんたちが多い場所です。

飛渡のみなさんと交流していただき、参加者の方も大変楽しんでいただけたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息の長い活動をするためには、状況に合わせて年々変化が必要になってくると思います。

関わる人が楽しく無理のなくを前提に、参加者の方に楽しんでいただける企画をこれからも考えていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

 

▼クリック寄付、ご協力よろしくお願いします!

 http://gooddo.jp/gd/group/iketaniiriyama/

 

ローカル・イノベーター・アワード2017にノミネートされました2017.04.04

 

このたび弊団体の事務局長多田朋孔(ともよし)が、

「ローカル・イノベーター・アワード2017」候補者にノミネートされました!

http://forbesjapan.com/articles/detail/15703/1/1/1

 

受賞した人は「Forbes JAPAN」6月号に掲載されるということで、

私たちの活動を広く知っていただく素晴らしい機会と思っております。

ぜひ、多田に一票ご投票お願い申し上げます!!

投票日は【4月6日20:00】までなので、お早めに!

(※ページに表記されている団体名は、旧名となっております)

 

<候補者プロフィールより>

新潟/十日町市

多田朋孔

NPO法人十日町市地域おこし実行委員会事務局長

1978年、大阪府生まれ。京都大学卒業後、コンサルティング会社などを経て、

新潟県十日町市の池谷集落に妻子を連れて移住。

地域おこし協力隊の3年間の任期終了後も池谷集落に定住し、

自身でも米、野菜、卵を生産しながら地域おこしの取り組みを継続している。

2016年4月現在の時点で池谷集落は10世帯23名となり、

限界集落から脱却(高齢化率39%、年少人口比率22%)し、

「奇跡の集落」と呼ばれるようになっている。

 

 

【趣旨】——-

地方を変えるのは誰だ──

東京からのオフィス移転、伝統文化と革新技術の融合、スタートアップ企業の急増……

いま、地方の現場では、次々にイノベーションの種が芽吹いています。

『Forbes JAPAN』6月号(4月25日発売)では、地方からイノベーションを起こすべく挑戦している人たちを特集します。

 

今回、地方に詳しい専門家17人によるアドバイザリーボードを立ち上げ、

取り組みの「革新性」「地域貢献性」「持続可能性」の観点から一次選考を行い、55人を選出しました。

 

この度、選出された55人を対象に、一般投票を実施します。

獲得投票数の上位者を対象にフォーブス ジャパン編集部で厳選審査を行い、受賞者を決定。

結果につきましては、『Forbes JAPAN』6月号(4月25日発売)の誌面上で発表いたします。

55人が取り組んでいる活動を一覧にまとめました。

ご参照いただき、共感できるビジョン、応援したい取り組みにぜひご投票ください。

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

◆投票はこちらから◆

http://forbesjapan.com/articles/detail/15703/1/1/1

NPO法人地域おこしになりました2017.04.03

 

2017年4月1日に、(特非)十日町市地域おこし実行委員会は、(特非)地域おこしに名称を変更いたしました。
昨年度の総会で承認され、認証が終わり変更と相成りました。
引き続き、池谷・入山集落を全国の地域おこしのモデルとなるよう取り組んでいくとともに、「集落の存続と、都会と田舎が手と手をとりあう幸せな社会」を目指して、全国の過疎地を元気づけるような活動に挑戦していきます。
今後とも、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
(HP等の表記は順次変更していきます)

 

【名称を変更する理由】(H28年度総会資料抜粋)
「十日町市地域おこし実行委員会」という名称は、池谷・入山だけではなく、十日町市全体の地域おこしをするぐらいのつもりでやろうという事で、団体設立時に仮称としてつけました。その名前が、そのまま現在まで続いているものです。
それが現実となり、現在は十日町市と協働で事業をいくつか実施しています。(里山プロジェクトやインターンシップ事業など)
近年では、十日町市の枠にとどまらず、全国各地から視察や講演の依頼を受けたり、地域おこし協力隊向けの研修会にも呼ばれる機会が増えました。
また、団体設立当初から「日本全体の問題への挑戦」という事を掲げてきましたので、このタイミングで十日町という地域を限定する文言をはずし、名実ともに全国各地に地域おこしのモデルを発信する取り組みを行うために上記のように名称を変更しようと考えています。

 

隠居さんに聞く!タバコ栽培の話がおもしろい2017.03.27

事務局 福島です。

3月も末になりましたが、まだ池谷では雪が降っています…。

(3月24日の朝の様子)

暖かくなったり、寒くなったり、なかなか気が抜けないですね~。

 

さて、先日お米通信 No.122で隠居さんから聞いた昔の除雪や冬の行事の話をご紹介しました。

実は、この他にタバコ栽培の話も聞いたのですが、紙面の都合上なくなく割愛…。

というわけで、ブログの方でご紹介したいと思います!

 

改めて、お話をうかがったのは、庭野功(つとむ)さん、ヒサさんご夫婦。

功さんは池谷集落生まれ・池谷集落育ち。普段は無口で控えめな方ですが、ポロっと出る言葉が面白く、そして記憶力抜群で昔のことをスラスラと教えてくださいます。

ヒサさんは、十日町市内の中手(なかて)集落からお嫁にきました。功さん同様控えめですが、明るくて笑顔がチャーミング☆

屋号が「隠居」なので、村の中では「隠居さん」と呼ばれています。

屋号という風習は、日本全国の地域でよくみられると思いますが、十日町でもまだまだ根強く残っています。ちなみに、私が今まで聞いた中では「隠居」がよくある屋号No.1です笑

 

お二人に話を聞いているうちに、村の人が「葉タバコ」の栽培をやっていたころの話にもなりました。

タバコはナス科タバコ属の分類で、アメリカ大陸が原産地。JTのサイトによると、日本原産種もあり、現在も31の県で栽培されているようです。

JTウェブサイト https://www.jti.co.jp/tobacco/knowledge/process/index.html

 

池谷集落でも農協の指導があり、村の人が若かった頃、葉タバコの栽培は盛んに行われていたそうです。

池谷集落は魚沼産コシヒカリの産地とはいえ、耕地面積の限られた棚田での稲作だけでは一家を養う収入が十分には得られないため、葉タバコや銀杏などほかの作物も栽培していました。

いやはや、池谷の人たちは色んな経験を乗り越えてきたんだなぁと改めて思います。

 

(ヒサさん)葉タバコは、昔は「ケンカ草(ぐさ)」なんて言ったりしたね。「タバコ作ると忙しすぎてケンカする」なんて言ってさ。

 

(功さん)いや、本当だったねぇ。雪が消える前から雪が降るまで約1年中、タバコ、タバコ、タバコだったねぇ。

 

手作業なんだんがねぇ(=だからねぇ)。苗を植えたり、夏は下から一枚ずつ(葉を)かいて(=収穫して)いって、縄にさして。それから、ビニールハウスの中にみんなぶら下げて…。雨がふるとかぶれるし、生ものだからねぇ。天気がよすぎて急に乾くのもダメだっていって。面倒で、難しかったねぇ。

 

収穫の最盛期はちょうど、中学生や高校生が夏休みの時だから、収穫した葉タバコを縄にあむアルバイトに来てもらう家もあったね。3~4メートルくらいの縄で、一連いくらでお金を払ってさ。だいぶやってもらったねぇ。

 

一連編むといくらになるっていって、一生懸命に競争してやってたねぇ。

 

夏はタバコもやって、田んぼの草刈りもやってねぇ。秋になると、乾燥した葉タバコを縄から外して、いいやつと悪いやつを仕分けて、梱包して、秋雪の降るちょっと前に、小千谷の集荷場に運送会社の車で出して。収穫が終わると、雪がふるころでね。

 

(福島)それじゃあ、田んぼもしなきゃいけないしで大変ですねぇ!

 

そうそう、だから「ケンカ草」っていったんだよ。

 

そりゃケンカもしますね! 男の人も大変だけど、女の人も家のことも子育てもしてだから、かなり大変ですよね。

 

そういう作業内容をふせておいて、嫁にもらったもんだから…笑。

 

そうだったんですか!笑

 

どこの母ちゃん連中も「だまされた」って言ってね笑。 いやー、今になってみると笑い話だね笑。

 

(笑)

 

たしかにそんなに大変だったら、「だまされた」と言いたくなりますね苦笑 それでも、50年以上連れ添っている隠居さん夫婦は本当にすごいです…!!人生の大先輩から学ぶことは、本当にいっぱいです。

村の人の話は本当におもしろいので、これからもたくさん聞いて残していきたいと思います!

 

越後妻有 雪花火にポップコーン出店してきました!2017.03.10

 

事務局 福島です。

3月に入ってから暖かい日が増えてきましたが、今週はまとまった雪が降り冬に逆戻りしてしまいました。

 

さて先日、3月4日に行われた「越後妻有 雪花火」にポップコーンの出店に行ってきました!

「大地の芸術祭」のイベントの一つとして行われる雪花火。昨年までは川西地域のナカゴグリーンパークで開催されていましたが、今年は当間(あてま)にあるリゾートホテル「ベルナティオ」に会場が移されました。

 

当日は昼過ぎに会場入りして、セッティング。

準備が落ち着いてお客様が入るまで、少し会場をウロウロしました。

準備終わって、開場までまったり。

 

屋台ブース。市内の飲食店など、22店舗がずらーり。

 

会場では、ボランティアスタッフさんたちが「光の花畑」の準備をしてました。

雪原を埋めつくるサークルの数にただただ圧倒されます。

 

何してるのかなーとしばらく観察していたところ、光の種(LEDライト)を花畑に植えていたみたいです。

 

ながーい筒に通して、種をサークルの色んなところに植えてました。

この様子を見るだけでも、おもしろかったです!

 

ブースに戻ると、お隣さんが雪像を作っていました。

 

完成。即席とは思えない出来栄え!

みんな記念撮影したりしてました。うーん、さすが十日町民はやることが一味違うぜ…!

 

開場の17時前になると、会場スタッフの方が「開場30分前から来場者の長蛇の列ができていて、大変なことになってます!」と言っていました。

会場を「ベルナティオ」にうつし広くなって、その分、来場者数も倍ぐらいになったのではないでしょうか?? 首都圏での宣伝もずいぶんやっていたみたいですし!

いやー運営スタッフの方、本当お疲れさまです…!!

 

さて、いよいよ17時に開場し、続々と屋台ブースにお客さんがいらっしゃいました!

なんと…想像以上の人だ…!!!  すごい、すごすぎる…!!!!

 

…といっても、最初の30分くらいは、隣のピザ屋さんとか他の店は行列なのに、私たちはほとんどポップコーン売れなくて、ちょっと泣きそうでしたけど(苦笑)

そうだよね! いきなりポップコーン食べないもんね! 最初はあったかいもの食べたいよね!! わかるわかる!!

その後、ちゃんと巻き返せたのでホッとしました笑

 

19時からは、ついにメインの「雪花火」!

音楽に合わせて花火があがる、ミュージックスターマインを楽しみました。

屋台ブースからも、なんとか見えましたー(*´▽`*)

左下にうつりこむカオナシww

 

3尺玉ー!(ちょっと煙の中で残念でしたが)

2尺玉も、間に2発ぐらい入っていたと思います。

やっぱり尺玉は、トントンとあがっていく過程が「おお、来たぞ…!」って感じでワクワクしますね。別格です。

 

You Tubeに美しい映像をアップされていた方がいたので、ご紹介します!

 

近くで見ると大迫力ですね…!! 見上げている首が痛くなるぐらいの近さです。

そして、想像以上に時間も長くてびっくりしました。

 

大迫力の花火の後、屋台は20時までですが、客足も落ち着いたので「光の花畑」を見に行ってきました。

これがもーーーー本当に綺麗でした!!!!

幻想的な雰囲気に、うっとり…♡♡

これは、ぜひ実際に来て見てもらいたい!!!

 

会場にはこんなボードがあり、来場者の方がどこから来たのかシールを貼るようになっていました。

世界中から、日本中からお越しいただいているみたいです! 本当にすごいなぁ~~~!!

 

地元で、こんなに素敵な催しが開かれているなんて、本当に嬉しいですね!

また来年も開催されると思うので、ぜひご興味のある方はいらっしゃってください!

本当に本当にオススメです!